人懐っこいブタは、飼育している人間の女性を好きになりました。
女性は、ブタにとても優しく接してくれます。
だけど、女性にとって、ブタはブタで、ブタ以上にはなれません。
飼育の時間が終われば、お別れです。
一緒に暮らしたりなんてできません。
それはブタ自身もわかっています。
所詮はブタで、人間にはなれないと。
ブタは、親切にされるのが辛くなり、脱走しました。
もう戻れない。
だけど、ブタはこれからどう生きていけばいいのかわかりません。
ニライカナイは本当にあるのだろうか。
ブタはずっと海を眺めていました。
お肉になるまえに脱走できてよかったです。(たぶん)
返信削除人と鳥ですが、ザ・ナンバーワンバンドの「ケンタッキーの東」週イチで聞いています。(まじで)
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